読み物

#レシピ -ごま豆腐


ランチや夜のお食事で提供している自家製のごま豆腐。作り方をよく聞かれるのですが、豆腐は使っていないと言うと驚かれることもしばしば。

今日は店で作っているレシピそのままに簡単な材料でごま豆腐の作り方をご紹介します。

結構長い時間、火の前に立ち続けることになりますので、涼しくなってきた秋口や、時間のある時に作ってください。

今回のポイントはただ一つ。

「手を止めず、ひたすら均一にかき混ぜる」です。

 

【ごま豆腐のレシピ】

〈作りやすい分量〉

練りごま(白)・・・45g

塩・・・小さじ1/2

葛粉・・・55g

水・・・700cc

 

1.鍋に練りごまと塩を入れマドラーなどで軽く混ぜます。

胡麻豆腐

 

2.ボウルに葛粉55gと水700ccを入れて溶かします。

3.練りごまの入った鍋に、葛粉をとかした2を少しずつ入れながらよく混ぜます。

胡麻豆腐



4.鍋を中火にかけて木べらなどで鍋底や周囲が焦げ付かないように混ぜ続けます。

この時に焦げ付いてしまうとすべてが台無しになります。必ず混ぜ続けてください。最初は水っぽいのですが、ある一定の温度まで上がってくると一気に葛粉独特の粘り気が出てきます。「すりおろしたとろろ」のようなボテッとした状態です。

この状態で火が強いと、弾けた泡粒が手などに飛んでやけどの原因になります。ふつふつとまるで鍋が笑っているような状態になるよう火加減を調整してください。元の量から半分くらいになれば食べた時にちょうど良い硬さになります。

5.バットを水で濡らしたものに鍋の中のごま豆腐を流し込みます。粗熱が取れたらラップをして冷蔵庫へ入れてください。冷めてから1〜2時間でお召し上がりいただけます。

胡麻豆腐

以上、ごま豆腐のレシピでした。

とても簡単なのですが、材料が塩と練りごま、葛粉だけというシンプルなレシピなので、いい材料を使って、手を止めずひたすらかき混ぜ続ければ美味しいごま豆腐が作れます。

ちなみに、当店では練りごまは濃厚でコクある山田製油の練りごまを。葛粉は奈良にある天極堂の吉野葛を使用しています。

出来上がったごま豆腐を移すバットですが、これが大きすぎると薄っぺらなごま豆腐になるのでご注意を!今回の分量で使用したバットは幅216ミリ、奥行き157ミリ、高さ30ミリという小さめのバットです。このサイズだと6等分出来るので、夕飯のおかずには最適です。

バットからの取り出し方ですが、切れ目を入れてから水道の水をあてて浮かすようにすると綺麗に剥がすことができます。あとは、崩さないように丁寧に手やしゃもじで取って器に盛ってください。

わさびと醤油、だし醤油でお召し上がりください。

 



 


今回使用したもの


山田製油 練りごまパック入り(白)  >>


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です