抹茶はどれくらい使えばよいですか?

抹茶はどれくらい使えばよいのか

 

抹茶はどれくらい使えばよいですか?

海外のお客様からよく聞かれる質問のひとつが、
「抹茶は何グラム使えばいいですか?」
というものです。

抹茶の世界には基本的な目安があります。
しかし、実際のところは料理と同じで、最終的にはご自身の好みに合わせて調整するのが一番だと私は考えています。

まずは基本の分量をご紹介します。

薄茶(Usucha)

一般的な抹茶として最も親しまれている飲み方です。

材料
  • 抹茶:約2g
  • お湯:70〜80℃・約60〜70ml
抹茶本来の香り・うま味・甘みをバランスよく楽しめる、もっともスタンダードな点て方です。
初めて抹茶を飲む方にもおすすめです。

濃茶(Koicha)

茶道において格式の高い飲み方です。

材料
  • 抹茶:約4g
  • お湯:70〜80℃で約30ml
少量のお湯で練るように点てます。
高品質な抹茶でなければ苦味が強くなってしまうため、一般的には茶会や特別な場面で用いられます。

抹茶ラテ

近年、世界中で人気の飲み方です。

材料
  • 抹茶:約2〜3g
  • お湯:約30ml
  • ミルク:約150〜200ml
ミルクと合わせることで、抹茶の香りやコクを気軽に楽しむことができます。

 

決まりはあっても、正解はひとつではありません

ここまで基本の分量をご紹介しましたが、
実は「絶対にこの分量でなければならない」という決まりはありません。

使う抹茶によって味は大きく変わります。
甘みの強い抹茶もあれば、しっかりした苦味を持つ抹茶もあります。
また、飲む人によって好みも違います。

そのため、まずは基本の分量から始めて、自分の好きな味を探していくのが良いと思います。

 

私の場合

私自身は普段、ストレートで飲む場合、

  • 抹茶:約3g
  • お湯:約80ml

で点てることが多いです。
茶道の薄茶より少し濃いめになりますが、抹茶の甘みやうま味をしっかり感じられるので気に入っています。

また、
「今日は抹茶をたくさん飲みたいな」
という日は、

      • 抹茶:約4g
      • お湯:100ml以上

で点てることもあります。

「今日は暑いから冷たい抹茶にしよう」
という日は、

        • 抹茶:約4g
        • お湯:約80ml

これを、抹茶碗に氷3個ほど入れ氷に当てるように注いで、オンザロックとして楽しみます。
抹茶の量を増やしても、お湯を多くすれば飲みやすくなります。

 

茶道の作法と日常の抹茶は別の楽しみ方

日本の茶道には、長い歴史の中で受け継がれてきた作法があります。
その一方で、毎日の抹茶はもっと自由で良いと私は思っています。

少し濃くしても良いですし、
少し薄くしても構いません。
お気に入りの抹茶を見つけたら、ぜひ自分だけの分量も探してみてください。

 

まとめ

基本の目安は・・・

薄茶(Usucha)
✓ 抹茶:約2g
✓ お湯:約60〜70ml
濃茶(Koicha)
✓ 抹茶:約4g
✓ お湯:約30ml
抹茶ラテ
✓ 抹茶:約2〜3g
✓ お湯:約30ml
✓ ミルク:約150〜200ml

まずはこの分量から始めてみてください。
そして少しずつ調整しながら、自分にとって一番美味しい一杯を見つけていただければ嬉しいです。

 

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執筆者
成沢 崇
京都アンテナショップ丸竹夷 店主

宇治茶・抹茶専門店として、宇治の茶農家や製茶問屋と対話を重ねながら、国内外のお客様へ抹茶をご紹介しています。
日々さまざまな抹茶を試飲し、その土地ならではの個性や背景をお伝えすることを大切にしています。