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公開日 2022年1月4日 最終更新日 2022年1月10日
それでは前回に引き続き新春を迎えた1月3日京都市内の街の様子をお知らせします。
(京都の初詣で午前の部はこちら>>)
吉田神社を後にして下鴨神社から午後はスタートです!
下鴨神社
吉田神社から京大を抜けて鴨川デルタの先にあるのが糺の森を持つ下鴨神社。
この時点で午前11時半になり、いよいよ各所混雑してくる時間帯となります。
自転車置き場に普段の3倍の自転車が停まっていて驚きです。
下鴨神社に到着するとさるやの休憩所のある南口の鳥居から本殿参拝客の長い列が出来ていました。
(お守りやおみくじを引くだけの方は並ばずに境内へ入ることが出来ます)
いよいよ京都の初詣でらしい混雑具合になってきました。
こういった混雑が苦手な方は朝一番に参拝するのがおすすめ。下鴨神社は朝6時半が開門です。本殿のお参りはまた後日させていただくことにして縁起物とおみくじだけさせてもらって次の神社へ向かいます。
下鴨神社
住所:京都府京都市左京区下鴨泉川町59
HP:https://www.shimogamo-jinja.or.jp
上賀茂神社
下鴨神社と上賀茂神社の混み具合は同じくらいのものなので、ご覧の通り参拝者で境内はいっぱいです。
1月3日は多くの神社で催事が行われていますが、上賀茂神社では二の鳥居のそばで大根焚きぜんざいの接待が三が日の間だけ行われています。
大根焚きといえば12月のイメージが強いですが、味の染みた”はふはふ”の大根は寒い冬に助かります。
大根3個入って500円でした。口の中がやけどするかと思うくらい熱々です。
その隣の馬場殿では新春書道奉納がされていました。
真ん中の方が書道パフォーマンスをされた高岡亜衣先生、マイクを持っておられるのが上賀茂神社の田中安比呂宮司、左のスーツの方が北区長さん。なんだか正月から賑やかで華やかさのある境内です。
本殿の混雑は下鴨神社のように列をなすこともなくスムーズでした。
上賀茂神社の場合、お正月の間は普段お参りする中門ではなくその中に入った場所でお賽銭とお参りが出来ます。
普段お参りに行ったことがある人にとってはお正月の間は少しだけ特別な気分が味わえますよ。
上賀茂神社
住所:京都府京都市北区上賀茂本山339
HP:https://www.kamigamojinja.jp
今宮神社
ここでふと、あぶり餅を持ち帰りたくなり紫野の今宮神社へ。
ここも平安時代からの歴史ある神社で別名「玉の輿神社」!カラフルな玉の輿お守りが女性に人気で正月3日のこの日も西陣に住む人だけでなく女性同士で初詣に来ていたりとなかなか賑わっていました。
境内の駐車場もすでに満車の状態で、今年は例年に比べても多かったイメージです。
そして一番驚いたのがこれ、、、
なんと参道の両脇に建つあぶり餅の店に並ぶ人の列です。
本殿のお参りする人よりこちらの方が大行列でした。
あぶり餅はまた空いているときに買うことにして次の目的地へ。
今宮神社
住所:京都府京都市北区紫野今宮町21
HP:http://www.imamiyajinja.org
大徳寺
北野天満宮へ行ってみようとなり、大徳寺の境内をスルスルと自転車で抜けていきます。
大徳寺はお正月らしい静か境内でした。
高桐院の脇を通って北大路通りに。
未だ拝観を休止されている高桐院。(学生の頃の学び場でした…)
今年の秋には拝観出来るような状況になってほしいものです。
ここの参道を写真に納めたい人は多いはず。
玄武神社
春にはやすらい踊りをする玄武神社も西陣にあります。
小さな境内ですので静かなお正月と言った様子です。
玄武神社
住所:京都市北区紫野雲林町88
HP:http://yasurai.org/index.html
石像寺(釘抜地蔵)
千本通に出て北野天満宮へ向かうとひっそりと通りの奥まった所にあるのが釘抜地蔵の石像寺。
昨年に引き続き感染対策の観点から節分に授与される招福厄除のだるまが新年からいただくことが出来ます。
ここのだるまは可愛くて人気です。
自分の年令と性別を小さな卵型のだるまに書いてもらって一年間持っておくと身代わりになってくれるというもの。
節分の行くことが出来ない方は3月18日まで行っているそうなのでぜひ。
石像寺(釘抜地蔵)
住所:京都市上京区花車町503
北野天満宮
北野天満宮も初詣客で混雑する神社のひとつ。
去年は行われなかった書初め祭が今年は行われたようです。
午後2時の参道には多くの人で大賑わいでした!
ご覧の通り本殿の前には多くの参拝者が列をなしていました。
参道では奉納狂言も行われていました。
梅の蕾も膨らみ始めていて梅の咲く頃に改めてお参りすることにします。
ちゃっかりと長五郎餅だけ買っておきました.
北野天満宮
住所:京都市上京区馬喰町
HP:https://kitanotenmangu.or.jp
白峯神社
少し遅めの昼食を今出川通のビガジューマハルで頂いて(相変わらずの混雑具合でした!)通り沿いの白峯神社に。
蹴鞠の宗家として名を馳せた飛鳥井家の邸宅跡に建てられているので、球技全般のスポーツの神様として街の人だけでなくスポーツをする学生たちも訪れる神社です。
本殿の前には鞠の形をした鈴があり、これをガラガラガラと鳴らしてからお参りします。
ちなみに左が重い鞠、右が軽い鞠です。
それほど混み合うこともなく境内は空いていました。
白峯神社
住所:京都市上京区飛鳥井町261番地
HP:http://shiraminejingu.or.jp
護王神社
コロナ前の2019年の亥年の大混雑が忘れられない護王神社ですが、今年もそれなりに境内は混雑していました。足腰の神社ということもあって老若男女問わず参拝に来ているというイメージ。
狛犬ならぬ狛猪です。
午後3時の境内にはある程度列を作っていましたが、何十分も待つという状態ではありませんでした。
号神社のお正月と言えばやっぱりこれです。
はい!!
イノシシふれあいコーナー!!!
マスク越しでも感じる野生の力強い香り、、、
幸運の白イノシシかりんちゃんが新年をお迎えしてくれます。
手書きの名札の可愛さと無骨な檻のギャップが好きです。
護王神社
住所:京都市上京区桜鶴圓町385
HP:http://www.gooujinja.or.jp
というわけで、正月3日の京都市内の様子をお伝えしました。
京都市内も3が日が過ぎればこの日のような混雑はなくなりますが、次の土日までは伏見稲荷大社や北野天満宮、八坂神社などの人気スポットは混雑しますので、そちらへ行かれる予定の方は午前中がおすすめです。
それでは、本年も京都アンテナショップ丸竹夷をどうぞよろしくお願いします。
新年の営業は1月5日からスタートです。
“京都の初詣で(令和4年1月3日その2)” への1件のフィードバック