六波羅蜜寺で正月三が日に行われる大福まいりへ行ってきました


公開日 2022年1月8日 最終更新日 2022年1月8日

京都のお正月で縁起物といえば「京のえべっさん」の名で親しまれる恵美須神社で1月8日から行われる十日ゑびす(初えびす)で授与される吉兆笹ですが、その期間にどうしても行けない人には六波羅蜜寺で正月三が日に行われる「大福まいり」でも縁起物がいただけます。

今回は六波羅蜜寺の大福まいりの様子をお届けします!

 

大福まいりは三が日8時から

六波羅蜜寺 本堂

正月に縁起物をいただくと招福を授かり、少しくらいなら努力をサボってもなんとかなるだろうなんていう甘い考えを持っています。

特に商売をやっていると”すがる”ものがないので神頼みや仏様頼みに重きをおいてしまします。京都は昔から職人さんなど独立採算制の個人商店も多いので、こうした歳時の縁起物などの風習が特に色濃く残り続いているいるのではないかなと思っています。

そんな縁起物として正月三が日に六波羅蜜寺でいただけるのが「弁財天吉祥初稲穂」という稲穂に縁起物を結びつけて福を呼ぶという行事です。

 

六波羅蜜寺に着いたのは開門と同時の朝8時。
ちなみに車で参拝する方のために六波羅蜜寺には無料駐車場が5台分あるのですが、朝8時の時点ですでに満車。5台ほど駐車待ちの列が出来ていました。

 

都七福神のひとつ弁財天のご利益を

六波羅蜜寺

 

まず境内に着いたら正面にあるお堂で稲穂(志納です)をいただきます。

六波羅蜜寺は都七福神のひとつ弁財天をお祀りしているので、大福まいりと都七福神めぐりを合わせて行う方もいらっしゃいました。

都七福神めぐりについては下記の記事にまとめています。
京都を巡って開運招福を祈願「都七福神めぐり」 >>

 

そのまま本堂の方へ進むと、テントの張られた授与所へと繋がります。

 

縁起物はどれにする?

六波羅蜜寺 大福まいり

縁起物をいただく方は左側の列に並んで順番を待ちます。

稲穂の授与は正月三が日の毎日2000本限定で授与されます。今まではお昼ごろになると稲穂はなくなっていましたが、今年は比較的静かなお正月でした。

 

六波羅蜜寺 大福まいり

 

テントの中ではこのように縁起物が並んでおり、自分の欲しい物、授かりたいものを選んでいきます。
縁起物は500円からで絵馬など大きなものは1000円。あれもこれもと取っていくと正月早々なかなかの出費となるのでご注意を、、、

 

六波羅蜜寺 大福まいり

 

縁起物を選んだら稲穂と一緒にお寺の人に渡すとそれぞれ結んでくれます。
同じような風習にここから歩いて10分の恵美須神社の十日えびすの福笹がありますが、あの混雑に比べると六波羅蜜寺の大福まいりはそれほど混雑することもなく平和なものです。

 

初稲穂で今年も福がきますように

六波羅蜜寺大福まいり

 

六波羅蜜寺で頂いてきた今年の初稲穂はこんな感じ。

お財布と相談しながら、黄色い招福末広と朱と金糸の袋に入ったお守り、福をかき集める福かっこめ、金俵の4つです。

縁起物は必ず取り付けなくてはいけないという決まりなどはなく、稲穂には「大福まいり 六波羅蜜寺」と書かれた御札はついているので稲穂だけ頂いていく方もいらっしゃいます。

 

正月三が日は皇服茶の接待も

六波羅蜜寺

大福まいりの三が日には皇服茶の接待も境内奥で行われています。

一般的には大福茶の名で親しまれていますが、六波羅蜜寺では皇服茶と名を変えています。六波羅蜜寺では「天暦5年、悪疫にかかった病人たちに、上人自らが車に積んだお茶を飲ませ、村上天皇も服されたお茶なので、“皇服茶”と言う」と寺伝には記されているそうです。

 

大福茶とは?

六波羅蜜寺 皇服茶

皇服茶も大福茶もいまでは一年の邪気を払い、新年をお祝いする縁起物のお茶ということで意味は同じ。

 

上林春松本店 お正月用 大福茶 | 期間限定で販売しています 
https://maru-take-ebisu.shop-pro.jp/?pid=137277343>>

300円支払うと皇福茶と厄難除けのお札を頂けます。
今年は感染対策の観点から紙コップでしたが、普段は陶器のお茶碗に小梅が覗いていてなんともお正月らしく目出度いお茶がいただけます。

 

「京のえべっさん」ゑびす神社まで徒歩10分

恵美須神社

 

六波羅蜜寺まで来たならせっかくなので、近くのゑびす神社にもお参りされるのもおすすめ。
ここの混雑は十日えびすの行われる1月8日〜12日。

ちなみに今年(2022年)は露店が出ないという話しもありましたが、この記事を書いている1月8日のお昼から露店のテントを組み立て始めたと、お世話になっている近所の和楽器屋さんが言っていました。

最近では八坂神社でも十日えびすが行われることになり、昔に比べれば人は少なくなったと言っていますが(何十年も前は人波で露店のテントがきしむほどだったとか)それでも期間中は交通規制が敷かれて歩行者天国になり十日えびす本番の10日は多くの人で賑わいます。

 

お正月の縁起物は欲しいけど、十日えびすのような混雑はちょっと、、、そんな方はお正月三が日の六波羅蜜寺の大福まいりもおすすめですよ。

 

六波羅蜜寺
住所:京都市東山区五条通大和大路上ル東
HP:https://rokuhara.or.jp/

京都ゑびす神社
住所:京都市東山区大和大路四条南
HP:http://www.kyoto-ebisu.jp

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。