写真撮影OK!な「泉屋ビエンナーレ」へ行ってきました


公開日 2021年9月16日 最終更新日 2021年9月16日

京都市左京区の永観堂に近い泉屋博古館では、「泉屋ビエンナーレ2021 Re-sonation ひびきあう聲」が2021年9月11日から12月12日まで開催されています。

泉屋博古館に所蔵されている中国古代青銅器を見てインスピレーションを受けた現代錬金作家たちの作品が展示されています。

今回は全ての展示が写真撮影可能ということもありカメラ片手に楽しませてもらいました。

泉屋博古館
泉屋博古館

泉屋博古館について

泉屋博古館

泉屋博古館は住友家第15代当主 住友春翠(1864-1926)が明治中頃から大正期にかけて蒐集した中国古代青銅器を中心にコレクションされた博物館です。

泉屋博古館(せんおくはくこかん)の名称は、江戸時代の住友の屋号「泉屋」と900年前に中国で皇帝の命によって編纂された青銅器図録『博古図録』からとられています。

場所は京都市左京区の鹿ヶ谷。南禅寺や紅葉で有名な永観堂のある鹿ヶ谷通り沿いに建っています。

中国古代青銅器と現代作家の異色のコラボ

城戸万里子「ペチュニア」
城戸万里子「ペチュニア」

泉屋ビエンナーレでは泉屋博古館所蔵の中国古代青銅器にインスパイアされた現代錬金作家9人による異色のコラボ作品が展示されています。

展示室には創作の原点となった古代青銅器も展示されており見比べることができました。

今展示では展示室内の撮影が可能となっており、「#泉屋ビエンナーレ」のハッシュタグでSNSでの投稿をして下さいと宣伝されていました。

博物館や美術館といえば撮影が許されないところが殆どですが、こういった試みは嬉しいですね。

展示室内
展示室内

フラッシュを使用した撮影など禁止行為も分かりやすく明記されていていました。

約3000年前に作られた中国古代青銅器のユニークな造形から現代作家がインスパイアを受けた作品は個性的でどこか可愛らしい形のものがいっぱいでこちらも思わず心がほぐれる作品ばかりです。

「鳥の青銅花器と繫ぐ花」
三上 想「鳥の青銅花器と繫ぐ花」

動物や植物への愛情を通じた古代へのシンパシー

「ふりつもることのかけら」
巽 水幸「ふりつもることのかけら」

静かに大地に降り積もる歴史を、「残らない音」を形にする

「きいてみたいこと〜Who are you ?〜」
佐治 真理子「きいてみたいこと〜Who are you ?〜」
「Godden Apple」
佐治 真理子「Godden Apple」
「ドレスアップクラウン」 「ドレスアップガウン」 「ドレスアップドット」
佐治 真理子

左から
「ドレスアップ#クラウン」「ドレスアップ#ガウン」「ドレスアップ#ドット」

「chord」
見目未果「chord」

2020年秋から制作スタート

展示室内
展示室内
展示室内
展示室内

作家たちは昨年秋までに同館の古代青銅器を見学して構想を深めて制作したそうです。

普段はなかなか見学する機会のない現代作家さんの作品を間近で見ることができて、尚且つ写真もOKという貴重な経験ができました。

会期は2021年12月12日まで。

期間中には出陳作家による鋳物体験ワークショップも開催されます。詳細は泉屋博古館HPをご覧ください。

同時開催「木島櫻谷 四季の金屏風 -京都画壇とともに-」

また、同時開催として、「木島櫻谷 四季の金屏風 -京都画壇とともに-」が10月24日まで開催されています。

木島櫻谷は明治から昭和にかけて活躍した京都画壇の重鎮的存在で、今回の企画展の目玉は住友家本邸のために制作された六曲二双の屏風。

柳に桜、燕子花、菊、梅と春夏秋冬の4作展示されておりその迫力に圧倒されます。

泉屋ビエンナーレと木島櫻谷は同一入館料(一般800円)で拝見することができますので併せてぜひどうぞ!

秋の京都は博物館や美術館の企画展もコロナに負けじと感染対策をしっかりと行いながら実施しています。芸術の秋をどうぞ堪能してください。
前回の上村松園展の記事はこちら>>

泉屋博古館
京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24
開館時間:10:00~17:00
休館日:会期により異なるため下記HP参照
HP: https://sen-oku.or.jp/kyoto/


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