読み物

#商品の紹介 京都人のいつものお昼


今年の冬は暖冬だとか聞きますがどうなのでしょう。夏が体にかかる負担の大きい暑さだったので、今年の冬くらいは厳しさは控えてくれるといいのですが。

そんな11月7日の今日は暦の上では立冬ということですが、暖かく穏やかな一日になりました。そして秋の読書週間ということもありオンラインショップと店頭にも京都本を数冊追加したのでご紹介します。

今週追加の京都本

今週はこの6冊が新しい京都本となります。

おすすめ書籍「京都人のいつものお昼」

今回のおすすめは、柏井壽著「京都人のいつものお昼」です。どれを店頭へ並べようかと出版社の淡交社さんと話していた時に「京都人のいつものお昼」は、地元使いのランチ本ということで京都でも売れていますよー。とおすすめされました。

実際に届いてパラパラと見てみると、確かにこれは使えます。普段遣いに最適な京都のランチ本です。祇園の料理屋さんのランチ紹介といった、よくある観光本のテイストとは違います。まさに地元密着。

篠田屋の皿盛や、六波羅飯店のジンギスカン定食、グリルはせがわのAランチ、中華のサカイの冷麺などなど52軒が掲載されています。600円〜1300円位のランチを中心に取り上げているので、住んでいて普段遣いできるご飯屋さんばかり。六波羅飯店が掲載されている時点で、個人的にニヤッとしてしまいます。

「今話題の!」とか「今人気の!」「予約の取れない!」といったお店は掲載されていません。言い方は悪いですが、観光客向けの京料理屋さんでお昼を食べる人ではなく、何度か京都へ通って、お昼は肩肘張らず地元の人達がふらりと入っていく美味しいお店へ行きたいという旅慣れた人に向けた本です。

何よりこの本の著者柏井壽さんは、京都生まれで京都の魅力を伝えるエッセイや小説を書いている歯医者さん。

喫茶にある本棚にもいくつかこの人の本を置いていますが、柏木圭一郎名義の星井裕事件簿シリーズやNHKでドラマにもなった鴨川食堂シリーズを書かれています。

柏井壽

京都本

この2シリーズに共通して言えるのが、食に対する描写が秀逸で食べることが好きな人でなければ書かないだろうという表現をされています。

いい意味で庶民的な舌をちゃんと持っている人。こうゆう人、私は好きです。

いい意味での庶民的な舌を持ち、この話に共感していただける方、これは買って損はなしです。肩肘張らなくてもいい人とお昼ご飯を食べるならこの本の中から選んでください。

オンラインショップご利用の方は配送方法に「ネコポス」をご指定いただくと送料が全国一律380円とお得です。

今週追加の京都本






「京都人のいつものお昼」の中から個人的に3つお勧めするなら、
・グリルはせがわ
・中華のサカイ
・喫茶チロル
この3つ。そして、カレー率の高めな内容となっております!


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