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公開日 2021年11月13日 最終更新日 2021年11月13日
緊急事態宣言も解除されて、外出することへの罪悪感のような感情もなくなってきました。
観光客も徐々に増えつつある京都では社寺のライトアップも始まりいよいよ紅葉シーズンに突入。
今年の紅葉の見頃は例年通り11月20日頃となりそうな京都市内の今の紅葉状況をお知らせします。
東山周辺と西山にある光明寺をグルっと回ってみました。日付は11月12日です。
見頃が近づきつつある今の京都をどうぞ!
祇園白川 巽橋周辺
石畳の道や紅殻格子の町家、そよそよと流れる白川のある風景はテレビや雑誌の撮影などにもよく使われ、京都といえばこの景色という人もいるはず。
春は枝垂れ桜やソメイヨシノの桜がきれいなこの辺りも桜の紅葉が進んでいます。この通りを自転車で走っているだけで朝から3組ほどの婚礼写真を撮る人も。
桜の紅葉はハラハラと散り始めていました。
巽橋の向かい側の辰巳大明神はドラマとかで見かける人も多いはず。火サスの本場です。
巽橋
住所:京都市東山区の白川南通沿い
知恩院
巽橋を東に行けば目の前には知恩院。
修学旅行の生徒さんを見ると少しずつ日常が戻っていることを実感します。例年に比べれば少ないものの観光バスも多く走っていました。
御影堂の修理を終えた知恩院では11月5日(金) ~ 28日(日)までライトアップをしています。
モミジの本数が多い知恩院さん。色づき始めて来ていますので見頃は来週末でしょう。
知恩院
ライトアップ:11月5日(金) ~ 28日(日)
住所:京都市東山区林下町400
HP:https://www.chion-in.or.jp
南禅寺
知恩院から岡崎まで自転車を走らせて着いたのは南禅寺。
まだ一部のモミジは青々としていますが中には見頃になっている枝もありました。
ピークは11月19日頃でしょうが、これくらいならば紅葉を見に行ったという満足感は得られます。
ピークより前にしか京都へ行けないという方は南禅寺がおすすめです。
本堂前のイロハモミジは見頃となっている樹もありました。
奥の水路閣のあたりはまだ色づきはじめでした。この辺りは11月下旬が見頃になりそうです。
水路閣には観光客も多かったのですが、日本人ばかりで10年以上前の秋の京都といった混み具合でした。
南禅寺
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町
HP:https://www.nanzenji.or.jp
南禅寺 天授庵
こちらは南禅寺の塔頭天授院。紅く染まるモミジと白砂が美しい枯山水の庭が有名です。法要の時間に重なってしまい境内に入ることが出来ませんでしたが山門から飛び出すように伸びたイロハモミジの樹々は見頃を迎えていました。
南禅寺周辺に関しては見頃とされる11月20日よりも少し早くなりそうです。
南禅寺天授庵
住所:京都府京都市左京区南禅寺福地町86-8
永観堂
いわずと知れたモミジの永観堂。この日も観光客や警備員さんで賑わっていました。
永観堂のライトアップは11月6日(土) ~ 12月5日(日)まで。駐車場がないのでお車の方はお気をつけください。
今年はどれくらいの人が並ぶんでしょうか。
永観堂に関してはコロナ知らずと言った行列になりそうです。
紅葉は色づき始めですが、お寺の方に聞いたら境内の一部は見頃になっているそうです。混雑覚悟でお参りください。
永観堂
住所:京都市左京区永観堂町48
HP:http://www.eikando.or.jp
哲学の道
大勢の観光客が来るほどの紅葉スポットではありませんが、哲学の道の周りにも数本のモミジが植えられています。
桜の時期が有名ですが銀閣寺から若王子辺りまで歩くと大きなモミジに出会います。
人が少ないので、混雑した人の間を通って観光したくない方には哲学の道はおすすめ。天気さえ良ければ昼間はポカポカとしたお散歩日和です。
大豊神社前のニャンコものんびり毛づくろいができるくらいに人通りは穏やかでした。
哲学の道
住所:京都市左京区鹿ケ谷法然院西町
法然院
哲学の道から少し入ると法然院があります。
この辺りはまだまだ青く11月下旬〜12月上旬頃が見頃でしょう。色づいているモミジを探すが大変なくらい。
周辺の紅葉ピーク時期に来れなかった人は法然院へ行ってみると思わぬ見頃に出会うかも。
法然院は樹々が紅く色づくだけでなく、散り紅葉も楽しめます。
法然院
住所:京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町30番地
HP:http://www.honen-in.jp
西山 光明寺
少し場所を変えて大原野へ。
善峯寺の麓の光明寺は近年紅葉の名所として人気になり観光ポスターにも使われています。
11月13日からは紅葉の特別拝観が始まりますのでひと足早く行ってきました。
参道のモミジは色づき始めて見頃は11月20日頃となりそうです。
感染防止のために杓子が使えなくなり、その代わりに京都では競い合うかのように作られているのが花手水。
明日からの特別拝観を前に光明寺さんでも花手水が仕上げられていました。
本堂周りは見頃を迎えつつある樹もありました。
光明寺では11月13日(土)~12月5日(日)まで秋の特別拝観となり入山料が必要となります。また、混雑緩和のため駐車場も閉鎖されてパークアンドライドとなりますので行かれる方は光明寺のホームページをご確認ください。
光明寺
住所:京都府長岡京市粟生西条ノ内26-1
HP:https://komyo-ji.or.jp
というわけで、京都市東山の紅葉と大原野の紅葉状況をお知らせしました。
どの写真も令和3年11月12日の紅葉となります。
やはり見頃は11月20日頃と例年通りとなりそうです。寺院などにはアルコール消毒など感染対策をしっかりされていました。いよいよ紅葉シーズン本番となる秋の京都。
来週は鞍馬あたりの紅葉状況をご紹介させていただきます。